大谷鍼灸整骨院は、平成9年6月に姫路市大津区に開業し、おかげさまで22年がたちました。
腰の体操(せぼねのたいそう)
今回紹介するのは腰の体操です。腰の体操ですが、腰だけではなく背骨を動かしていくので背骨で表現しています。日常生活にはいろんなシチュエーションがあります。その場面に合わせた体操をチョイスしてやっていただければと思います。
体操はあまり筋肉を伸ばそうと頑張り過ぎず骨の動きをイメージしながら行ってください。
背骨(せぼね)の曲げ伸ばし
下の図1から図3の体操は背骨を丸めて伸ばすことをイメージしてやって下さい図1
やり方は鼻から息を吸いながら背骨を伸ばしていき、軽く顔を上げます。口から息を吐きながら背骨を丸めていき、最後は首まで丸めて脱力してください。今度はその位置から息を吸って背骨を伸ばしていきます。それを3~5回繰り返します。
図2 図3の体操を行う前の注意点:両方とも最初におしりを後ろに引いて骨盤を立てる様にしてから開始してください。
A B
Aの図は後ろに倒れて腰が丸まっています。 Bの図はおしりを後ろに引き腰が伸びています。
次の体操はBの姿勢から行う方が背骨がより自然と動かすことができます。
図2
やり方は鼻から息を吸いながら背骨を伸ばしていき、軽く顔を上げます。口から息を吐きながら背骨を丸めていき、最後は首まで丸めて脱力してください。
今度はその位置から息を吸って背骨を伸ばしていきます。それを3~5回繰り返します。
背骨を伸ばした姿勢から力を抜くように自然と背骨が丸まる様に意識して下さい。おじぎする様に体を前に倒すと背骨がうまく丸まりません。
図3
やり方図2と同じで鼻から息を吸いながら背骨を伸ばしていき、軽く顔を上げます。口から息を吐きながら背骨を丸めていき、最後は首まで丸めて脱力してください。今度はその位置から息を吸って背骨を伸ばしていきます。それを3~5回繰り返します。
背骨を伸ばした姿勢から力を抜くように自然と背骨が丸まる様に意識して下さい。おじぎする様に体を前に倒すと背骨がうまく丸まりません。
背骨(せぼね)を捻る
下の図1から図3の体操は背骨を絞っていくイメージでやって下さい。捻る動きは筋肉がつりやすいので背骨を捻る体操はできるだけゆっくりと絞っていって下さい。
図1
やり方は鼻から深く息を吸いながら背骨を捻っていき、最後に軽く首まで捻ったら口から息を吐いて脱力します。次に鼻から息を吸いながら正面に戻って息を吐きます。これを左右3~5回程度繰り返します。
身体が捻りにくい人は太ももの外側に手を添えて軽めに行ってください。
図2
やり方はできるだけ両足を外に開いて腰を落とします。つま先も外に向けます。
両手は足が閉じないように太ももの内側に当てます。上半身を支える役目も兼ねています。
次に図2の様に前に右肩を入れるようにします。この時足と腕は支え合っています。
イチロー選手がよくやっていましたよね。
図3
やり方は仰向けになって左足を反対側へ倒します。右手で足を保持し左手は外に伸ばし顔を左に向けます。この姿勢のまま鼻から息を吸い口から吐きます。吐ききったら脱力します。イメージはグニャと力を抜く様にします。これを左右3~5回繰り返します。
背骨(せぼね)を伸ばす
やり方は仰向けになって鼻から息を吸いながらゆっくりとおしりを持ち上げます。
持ち上がったら今度は口から吐きながらしず静かに降ろします。
足の間にタオルを折って挟むと安定しおしりを持ち上げやすくなります。
これを3~5回繰り返します。
今回紹介しました腰の体操・(せぼねのたいそう)は腰痛の予防・慢性腰痛のかたのための体操です。
急性期には行わないで下さい。
動かせる範囲は人によって違いますので、できる動きをできる範囲でおこなって下さい。
当院の施術は血行を促し酸素と栄養を送り回復への足掛かりを目的としています。
首や肩こり、腰痛などの方は是非お試しください。
大谷鍼灸整骨院
tel 079-239-6900
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