脊柱管狭窄症&坐骨神経痛改善セミナー
12月7日(日)神戸市中央区にある神戸市勤労会館にて
トリガーポイント研究所の講師で
はり・きゅう専門治療院「そら」の院長 野田雄途先生による
「脊柱管狭窄症と坐骨神経痛改善セミナー」に参加してきました。
今回のセミナーは以下の3つを柱としては進められました。
- 痛み医療の現状と問題点
- 痛みとトリガーポイント
- 脊柱管狭窄症・座骨神経痛を改善するには
1.痛みの医療の現状と問題点
配布された資料では慢性的な痛みを持つ患者の割合と
その治療実態がありました。
日本人成人の4.4人に1人にあたる約2,315万人が
慢性疼痛を有していることが明らかになった ということです。
国民の愁訴として
男性の1位が腰痛 2位が肩こり
女性の1位が肩こり 2位が腰痛
男女共に肩こり、腰痛が上位を占めています。
ショッピングセンターなどに出かけた時、
慢性疼痛で苦しんでいる人と一体、
何人すれ違っているのでしょうか。
改めて慢性疼痛を患っている人の多さに驚きです。
※)2010年6月~7月 20歳以上の男女(1次調査41,597名、本調査5,998名)を対象に調査
ムーディファーマ(株)により実施
2.慢性疼痛の主役トリガーポイントの成り立ち
トリガーポイントの成り立ちは文章で書くと生理学的で長々となって
理解しにくいものとなってしまいますので、簡単に書きます。
痛んだ筋肉が回復する途中で、
冷えや肉体的ストレス
精神的ストレス
その他のあらゆるストレス
が加わると筋肉に血液が足らなくなって
酸素が不足し、老廃物が貯まることによって
痛み出し、それによって筋肉が防御反応⇒硬くなる
を起こす悪循環により慢性痛になる
その他、栄養不足、ビタミンとミネラル不足なども
永続化する原因に挙げられています。
栄養に気をつける、冷やさない、ストレス発散は個々で、
後は筋肉のケアが重要ですね。
3.脊柱管狭窄・坐骨神経痛を改善するには
最後に野田先生が普段行われている、
脊柱管狭窄症、座骨神経痛の主義療法を教えていただきました。
トリガーポイントについては自分自身、よい復習になりました。
手技についてはやはり他の先生のやり方を生で見るのは
刺激になって勉強になりました。
今後の治療に活かしていきたいと思います。
また、休憩時間に個人的な質問にたくさん答えていただきました野田先生に感謝いたします。
今回も有意義な1日でした。