肩こりの鍼施術

つらい肩こり

肩こりの筋肉は本来は首こりと連動しているのですが、首コリと肩こりは分けて書かせていただきました。

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肩がこった時に自然と手のいく部分はほとんどの方は共通して首筋の下の辺りから肩先までの間だと思います。

その部分は僧帽筋(ぞうふくきん)・肩甲挙筋(けんこうきょきん)と呼ばれる筋肉です。

 

 

それでは肩こりの鍼施術を紹介します

下の図の黄色の部分を僧帽筋の下行部といいます。その下黄色のラインで囲っているのが順番に横行部、上行部と呼ばれます。

僧帽筋.png1:左の図の黄色の部分の僧帽筋下行部、働きは肩をすくめる動作をします。

2:左の図の真ん中の部分の僧帽筋横行部、働きは胸を張る姿勢をします。

3:左の図の下の部分の僧帽筋上行部、働きは肩甲骨の内側を下に引き肩関節部を上に向けます。
つまり、いかり肩の形をとります。

4オレンジ色の印が刺鍼部位

 

肩甲挙筋.png1:左の図の黄色の部分の肩甲挙筋、働きは頭を動かさずに肩を引き上げる動作。

2:もう一つの働きは肩を動かさずに首をかしげる動作になる。

3:オレンジ色の印が刺鍼部位

僧帽筋、肩甲挙筋は肩を上に引き寄せた状態で持続的に筋肉に負荷がかかり血流が低下してくると肩がこるといった状態になります。

 

  • 重いものを持った時に肩を引き上げる
  • パソコンや読書、編み物などしているとき肩を引き上げている
  • テーブルや机に肘をついいて顎を支えるような姿勢が癖で肩を引き上げている
  • 頭を横に倒しても筋肉は縮んだ状態になります
  • ストレスや冷えによる緊張も肩の筋肉を緊張させます

生活を送る中でどうしてもさけれない動きや姿勢はあると思います。そんな場合は逆に思い切り力を入れて肩を引き上げて5秒キープして一気に脱力してあげてください。

そうすると少しは力が抜けますよ。

それでもつらい時は鍼で血流を改善していきましょう。

今回は肩こりの鍼施術を紹介しました。

肩こりは万病の元、 気を付けましょう!

当院の施術は血行を促し酸素と栄養を送り回復への足掛かりを目的としています。

首や肩こり、腰痛などの方は是非お試しください。