赤血球と筋肉の関係
赤血球の大きさは7~8μm.(マイクロメートル)ミリにすると0.007~0.008mmで極々小さい血液成分です。1立方ミリメートルの中に男性では500万、女性では450万存在しています。役割としては表面から酸素や栄養 または炭酸ガスや老廃物を吸収して運びます。この赤血球のお陰で体の隅々まで栄養が行き渡る様になります。
赤血球の大きさは7~8μm.ですが毛細血管はなんと3~5μm.ほどしかありません。
普通に考えると毛細血管に対して赤血球の方が大きいので詰まってしまうと思われますよね。
けれどもこれが赤血球のすごいところで、変形能といって、折れ曲がって毛細血管を通っていくのです。しかしビタミンB12が欠乏すると変形することができなくなり、毛細血管を通れなくなります。
栄養や酸素が運べず、老廃物を吸収できなくなると、いわゆる血行不良となり、手足の冷えや肩こり頭痛などの原因にもなってきます。
こういったことも意識しながら治療していくと治癒力が向上していきます。