椎間板ヘルニア
椎間板とは?
椎間板とは椎骨と椎骨、いわゆる背骨の一つ一つの間にクッションの役目したり、または、体幹が円滑に動くために存在する円盤状の軟骨のことです。
ヘルニアとは?
この椎間板は成人になると中年にかけて変性していきます。変性とは簡単に言うと老化です。変性することにより椎間板は裂け易くなり、裂けると椎間板の内容物でもある髄核が外に出てしまいます。この出てしまった状態をヘルニアといいます。仮に繊維輪がさけても、髄核が外に膨れだして両者ともに痛みを感じるための神経終末は存在しないため、それだけでは痛みを感じる事はないので膨れていても無症状の人もいます。
また、白血球の一種である体内の掃除係マクロファージ(貪食細胞)によって外に膨れだした髄核を異物と判断し攻撃し小さくしてくれることも稀ではありません。
ヘルニアの好発部位は第四腰椎椎間板の頻度が高く、次いで第五腰椎椎間板が続きます。
第四椎間板のヘルニアによって影響を受けるのは第五腰髄神経根で、足の甲や足の指を上に反らす力が低下します。
例えば足のかかとを使って歩くと、患側の足は持続力がなくパタンと足の底が床につくことになります。また、歩行時につまずき易くなります。
第五椎間板のヘルニアによって影響を受けるのは第一仙髄神経根で、アキレス腱反射の減弱や消失がみられ、つま先を下の方に曲げたり、足の指を曲げたりする力が低下します。
例えばつま先立ちができなかったり持続できなかったりします。
第三椎間板のヘルニアによって影響を受けるのは第四髄神経根で、膝蓋腱反射の低下や消失、大腿四頭筋(太ももの前の方)の筋が落ちます。
麻痺がひどくなったり、転びやすくなったり、排尿障害がある場合は手術を進められる事もあります。
もちろんこれらの診断は整形外科によって診断されます。
椎間板ヘルニアに対する施術
ヘルニアを患っている人は筋の過緊張が見られ、筋の緊張によって痛みを誘発しているという観点から圧痛点を探し、刺鍼してきます。また、可能であれば浮揚式の牽引器(プロテック)を使用し、数分間上半身の重みを取り省く事によって、筋緊張を緩和させ血行を促進させることによって痛みの緩和を図ります。
椎間板ヘルニアの患者さんの声
今ではすっかり良くなり楽しくゴルフ、旅行が出来るようになりました
69歳 男性
私は9年前に腰痛で3ヶ月程度治療しました。
今回2回目の腰痛になり、慢性化になるのではという一抹の不安を感じましたが、
大谷鍼灸整骨院で親切丁寧な針治療と浮腰式牽引は写真入りの説明もあり安心して治療を受け、その不安を一掃するように腰痛の痛みと腰に対する違和感は無く、完全に直った気持ちです。
今では、すっかり良くなり楽しくゴルフ、旅行が出来るようになりました。
今回2回目の腰痛になり、慢性化になるのではという一抹の不安を感じましたが、
大谷鍼灸整骨院で親切丁寧な針治療と浮腰式牽引は写真入りの説明もあり安心して治療を受け、その不安を一掃するように腰痛の痛みと腰に対する違和感は無く、完全に直った気持ちです。
今では、すっかり良くなり楽しくゴルフ、旅行が出来るようになりました。