大谷鍼灸整骨院は、平成9年6月に姫路市大津区に開業し、おかげさまで22年がたちました。

大谷鍼灸整骨院


推拿療法(すいなりょうほう)セミナー


11月16日に臨床中医推拿塾塾長中国医師の孫維良(ソン・イリョウ)先生によるセミナーが開講されました。
 
推拿療法、今までこの療法を学んだ事は無かったのですが、
以前から気になっていた存在でした。

タイミングよく本場中国の推拿を教えてもらえるチャンスができたの参加して来ました。
 
天気もよく、そんなに寒くもなく、興味のある勉強会。
場所は神戸三宮sun
 
推拿療法は中国に昔から伝わる伝統的な治療法で
中国各地の中医薬大学には、推拿科も設けられているほど
中国人にとってはポピュラーな療法で治療の原点?とでもいうのでしょうか。

孫先生曰く、日本の鍼灸師は優しすぎる!
治療とは時には患者が痛いと言ってもしなければいけない時がある!
気持ちいいと言うだけでは意味がない!
と・・・。
鬼の手を持ちなさい!
とも。
仏の心も持つことも付け加えてcoldsweats01
 
今回、教えて頂いた推拿正骨四法は、急性腰痛(ぎっくり腰)の治療で
①    立ったまま行う手技
②    椅子に座って行う手技
③    足の膀胱経のツボを使う手技
④    足のツボを使いながら運動をする手技
⑤    それに加えて腹圧(お腹に掛かる圧)を利用した手技
⑥    腰の筋力を強化するリハビリ法
 
四法の中の①②は動按推拿法(どうあんすいなほう)と言って
ツボを押しながら運動することにより腰にある関節を開く為の方法です

③は東洋医学では昔から「腰背、委中に求む」という言葉があり
腰痛になったらまずこの委中というこのツボを使いなさいというツボです。
このツボを含むその他、膀胱の経絡にあるツボを刺激、気を通し筋肉を整える方法です

④委中を刺激しながらの運動療法
 
推拿療法は初めてのセミナーでしたが、
以前からすでに取り入れている手技も幾つかありました。

世の中にはさまざまな療法がありますが、
その基礎となっている様な気がします。

推拿の中に分筋法と言う手法があり、
その手法の紹介の中に
「指を深層の瘢痕による異常部位まで浸透させ
メスの様に繊維の癒着を剥がし
正常な筋繊維に修復させる方法」
という文面があります。
これは、トリガーポイント治療や筋膜リリース、
掃骨鍼法(そうこつしんぽう)にも通じるものを感じました。

手、指先に意識を集中させる。
やはり基礎が大事だということを実感しました。

今回勉強した椎拿療法もこれからの施術にぜひ活かしていきたいと思います。

とても有意義な一日でしたshine
 

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